ゲームデバッガーやテスターの仕事に求められる資質とは

ゲームデバッガーやテスターの仕事は、普通にプレイするだけではなく、異常動作を想定した「イレギュラーチェック」もしなければなりません。

プレイ中に、急にアプリを落としてみたり、何十回も同じ動作を繰り返してみたり、ボタンを連打してみたり、開発者が想定している動作以外で起こってしまうバグを見つける事が大きな目的となります。

そのため、ゲームテスターの仕事は、決して楽な仕事ではありません。

まずは素早くメモをとる習慣を身につける

テスターになるには、プログラミングの基礎的な知識が必要と思うかもしれませんが、実際は必須条件ではありません。

もちろんプログラミング知識があればなお素晴らしいですが、何よりもテスト結果を素早くメモしておく真面目さが、重要視されています。

そもそもテスターの仕事は、プログラムの問題点を開発者に伝えることが目的のため、バグやミスを見付け、報告するためのレポートを作成、修正されたものを再度確認し、プログラムのブラッシュアップ行うことが一連の流れとなります。

その為、レポート作成の際は、第三者へ分かりやすく、かつ修正履歴を残すことにより、同様のバグが再発した時にも容易に辿れるようにまとめることが求められます。

いい加減なやり方をしてしまえば、せっかく見付けたのにも伝わらず、修正されないバグを残してしまうことになりかねないため、気をつけなければいけません。

集中力が必要

テスターの主な仕事は、ゲームで同じ動作を繰り返したり、画面の見切れがないか確認したり、単純な操作の繰り返しになるため、途中から集中力が切れてしまうことも珍しくはありません。

そんなテスターに求められるものは、いかに単純作業の繰り返しで集中力が切れそうになろうとも、違和感を見逃さず、その結果を必ず記録に残すことができる集中力です。

長時間のテストプレイでも乱れない記憶力や集中力などが、仕事を円滑に進める鍵となります。

デバッガーやテスターに向いている人

テスター業務は、朝から晩まで、勤務時間中ひたすら同じゲームをプレイし、その結果を記録していく作業が主な仕事内容となります。

たとえ操作が単純なものだったとしても、それを長時間継続すると疲労を感じ、難易度はぐっと上がるはずです。

そんな苛酷なテストを最後までやり遂げるには、根気強さが必須といえます。

また、「こうするとどうなるのかな?」という疑問を持ちやすい人は、バグを見つける率が高いため、デバッガーやテスターに向いていると言えるでしょう。

最後は多大なストレスと体力勝負になる業務であるため、それに負けないようにするために、自分自身でやりがいを見付け、最後まで根気強く仕事を続けられることが求められます。

まとめ

以上のように、テスターはゲーム開発においてとても重要な仕事となり、「ゲーム好き」というだけでは、続けていくことが難しい仕事なのです。

しかし、経験を積み、プログラミング知識を身につければ、ゆくゆくはデバッガーへキャリアアップすることも充分可能です。
そしてそこには「このゲームをもっと良くしたい!」という熱量が必ず後押しになってくれます。
「根気強さ」、「発見する能力」、「単純作業にも耐えられるような集中力」を持っているという自信のある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。